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GoToトラベル中止だけで済まない!現場では大変なことが起こっている

2021年春OPEN予定のコテージ杜風テラス

政府は何も分かってくれない。

そりゃそうでしょ。現場がどれだけ混乱するかなんて知ったこっちゃぁない。

キャンセルだけで済まないんです。

キャンセルになって売上落ちた上に仕事が増えるんです。

今回のGoToトラベル中止は、こともあろうに、年末年始の一番の稼ぎ時です。

また、お客様の立場に立っても、正月休みの楽しみを奪われた形になります。

これで、何が起こるのか?

GoToトラベルキャンペーン中止を決めたお偉方は想像しただろうか?

年末年始の一番の繁忙期です。

もし、GoToトラベルキャンペーンが無かったとしても、普通に予約は埋まっていました。

中止が発表されて、当たり前ですがキャンセルラッシュがやってきます。

しかも、Airbnbでは、該当する予約は一度自動的にキャンセルになるのです。

これ、お客様の意向と関係なくキャンセルされます。

予約を継続したい場合は、改めて予約を取り直す必要があります。

とにかくキャンセル対応だけでなく、予約を取り直すお客様からの問い合わせも相次ぎます。

僕はまだ6部屋の管理しかしていませんので、まだマシな方です。

何十部屋もある旅館やホテルは大パニックです。

しかも部屋のキャンセルだけでは済みません。

部屋の清掃やリネン交換も業者さんにキャンセル連絡をしたり予約を取り直す度に依頼をしなくてはいけないのです。

このやり取りだけで大変な手間です。

料理を提供している所は食材の手配やら何やらてんやわんやです。

全ての予約が一気にひっくり返される訳ですから混乱必死です。

予約を取り直すお客様からも問い合わせが来ます。

「価格が変わってしまったのですが、安くなりませんか?」

一ヶ月以上前に取った予約と直前に取る予約では若干価格が変わります。

Airbnbの価格は変動制です。

予約を取る時期によって設定が変わるのです。

これも厄介です。

予約を取る前なら価格設定が変えられますが、予約を取ってから価格を変えるのはできません。

今一度キャンセルをして価格設定を変えてから予約し直すか、差額を返金するか。

これまた非常に煩雑です。

このように、単なるキャンセルでは済まない煩雑な作業が発生するのです。

これ、作業が増えて売上が上がるならいいですよ。

全く上がらないどころか、売上はキャンセルで下がるのです。

全く意味のない作業が増えただけです。

ホテルや旅館などは、GoToトラベルキャンペーンの申請だけでも仕事が増えているんです。

これ以上売上が上がらないのに仕事増やさないで欲しいです。

しかも、三ヶ日までは予約の取り直しで予約は埋まりましたが、4日以降は埋まりません。

一番人手が多い時に止めたいのは分かりますが、様々な影響を考えたら、正月終わりに止めても良かったのでは?

年末年始の予定をひっくり返すなんて、商売知っていたら絶対にできません。

同じ人の動きを止めるならば、経済を動かしながら感染拡大を防ぐ方針ならば、正月明けに止めるべきです。

その方が経済の動きに影響は少なく、感染拡大も抑えられます。

政府は基本方針をぶらさないで欲しい。

経済を動かしながら感染拡大を抑えるのが方針ならば、その方針を貫いてほしい。

GoToトラベルキャンペーンは感染拡大への影響は少ないと主張するなら、その根拠をしっかり示して、その方針を貫いてほしい。

世論はいつも無責任です。

メディアが煽るからGoToトラベルキャンペーンは止めたほうがいいと答えます。

実際に止めたら、「このタイミングで中止はありえない」「旅行業を殺す気か!」と言い出します。

世論の通りに中止にしたのに、「政府の判断は遅い!優柔不断だ」「ポリシーの無い判断で方針が見えない」と言うのです。

この時期は諸外国も全て感染者が増えています。

季節的な要因であって、GoToトラベルとは無関係だという意見もあり、政府はその立場でした。

だったら証拠をしめして、経済のためにGoToは止めないと意志を貫いて欲しかったです。

この年末年始の売上を期待していた観光業、飲食業は、完全な肩透かしです。

もう、我慢の限界、経済的にも限界の所もあるでしょう。

この判断の結果、どれだけの店が潰れ、会社が潰れ、職を失う人が出るでしょう。

ちなみに、別荘民泊は感染拡大の危険が極めて少ないと一貫して主張しています。

特に家族で田舎の別荘民泊に泊まるのは自宅で過ごすのと何ら変わりません。

なんなら自宅に居て、街に出掛けることを思えば、田舎の自然の中にある一棟丸々貸しの別荘にいる方が感染拡大しません。

感染の危険が少ない旅行まで止める必要は全く無いのです。

とにかく、行き当たりばったりの政策は大混乱を招きます。

専門家委員会は、感染拡大の予想も立ててたはずです。

年末に掛けて感染者が増えるシミュレーションもあったでしょう。

昨日今日分かった事じゃないはずです。

だったらちゃんと計画立てて実施をして欲しい。

こんなにプロジェクトマネジメント力が無いのは、国の舵取りとしては致命的です。

もうコロナ対策も民間の危機管理専門の会社にでも委託した方がよっぽど良い判断するのではないか?

後は専門家委員会の意見を聴くのも良いが経済の専門家の意見は聴いているのだろうか?

経済の専門家の意見を聴いたら、まさか年末年始にこのタイミングで中止なんて狂気の沙汰だと猛反対されたはず。

経済の専門家委員会の存在は全く出てこないが、もっと表に出て意見を言ってほしい。

もうコロナが取り沙汰されて一年になります。

これ以上耐えられない所も多いでしょう。

経済を止めずに感染拡大を防ぐ方法に全力を上げるべきで、自粛や中止ばかりでは日本全体が死にます。

幸い欧米に比べれば、日本は極めて感染者が少ない状況です。

死者数や重症患者ばかりがクローズアップされますが、インフルエンザだって毎年1万人無くなってます。

今年はインフルエンザが極端に少なく死者数も劇的に少ないのです。

コロナと合わせても例年より死者数は少ないのです。

もっと事実に目を向けましょう。

インフルエンザが1万も亡くなっているのに、外出自粛も飲食店の時短営業もありませんでした。

1万人亡くなってるのにおかしいです。

それは、そんなことやってたら経済が死ぬからです。

しかし、コロナの影響でインフルエンザの抑え込みにも成功しました。

マスクや感染防止習慣が身につけば、今後もインフルエンザは大きく抑え込めるでしょう。

是非、政府は根拠を持った政策を実行し、方針を明確にした上で、その政策の根拠をしっかり国民に示して頂きたい。

単にマスコミや世論に流されて、支持率が下がるから実施するのでは無く。

結果、その優柔不断な決定が支持率が下がる原因にもなる訳です。

そして、現場では大変なことが起きているのをちゃんと直視して欲しいです。

年末年始1/3までは、予約ほぼ埋まってます。

1/4以降は予約可能です。

田舎の別荘民泊でゆっくり過ごしませんか?

【Airbnbからのご予約は下記まで!】

☆New open!コテージそらまど〜Fuji view skyliving〜(伊豆の国市)
https://airbnb.com/h/hidamari

☆New open!石垣島大浜
https://abnb.me/PAE4goxRcab

☆Fuji view skyliving コテージひだまり(伊豆の国市)
https://airbnb.com/h/cottage-hidamari

☆ログハウス那須ハイグランド(那須町)
https://airbnb.com/h/loghouse-nasu-highground

☆ハイジのログハウス(那須町)
https://airbnb.com/h/heidi-loghouse

☆ログハウスkizuki(山梨県都留市)
https://airbnb.com/h/loghouse-kizuki

☆ログハウスせせらぎ(山梨県都留市)
https://airbnb.com/h/loghouse-seseragi

9月から大混乱必死!Go Toトラベルキャンペーンの欠陥が問い合わせで明らかに!

いやー、まいりました。

Go Toトラベルキャンペーン。
大手の旅行会社やサイトからは既に割引販売が始まっていますが、中小や民泊などは大混乱が始まります。

これは、これから旅行をする方も大変な混乱に巻き込まれますし、宿泊事業者も大変なことになります。

まず、僕の宿はGo Toトラベル参加宿泊事業者として、登録し承認されました。

しかし、なんと、8月末までは割引が適用されたのに、9月1日以降はGo Toトラベルが適用されなくなるという大変な事態になっています。

当然使えると思って申請したのに、使えないのです!

この状況に陥るのは、Go Toトラベル事業の宿泊事業者でAで登録した宿です。

登録には上記3パターンあります。
僕の別荘民泊は、AirbnbもしくはBooking.comで予約が可能です。
ようするに予約サイトからの予約しか受け付けていないのです。
だから、パターンAで申請をすれば良いと思っていました。

しかし、これが落とし穴。

Aであったとしても、そもそもその予約サイトがGoToトラベル事業に参画していないと、Go Toトラベルでの還付が適用されないのです。

8月末までは旅行者が宿からの宿泊証明書を貰えば申請して還付が受けられました。

しかし、9月1日以降は旅行者からの申請はできません。

よって、既に割引販売された旅行に適用されるか、もしくは、BかCで登録をして宿泊事業者が直販している場合にしか適用されないというのです。

はい、もうこの時点で「わけわかんねーーーー」って声が聞こえてきました。

僕はそもそも予約サイトからしか予約を受け付けていないので、Aの申請で大丈夫と思っていたのに、予約サイト経由でも

・予約サイトそのものがGo Toトラベル事業に参画していること

・予約サイト経由で予約しても、支払いの際に宿に直接支払うと、それは直販になるということ

いや、それは知らんよ。聞いてないよ。

しかも、これ、Go Toトラベル事業の問い合わせでも、担当者が理解してなかったからね。

ここからはGoToトラベル事業への問い合わせでのやり取り。

担当「Booking.com経由で予約したなら、宿で直接支払っても還付はされると思うのですが」

羽田「えっ?それは誰が申請するのですか?Booking.comが申請しないとダメですよね?でも宿に直接支払っているんですよ。Booking.comが申請して宿に還付金振り込むんですか?自分たちがお客様から集金してないのに?」

担当「・・・。ちょ、ちょっとお待ちください。確認してきます・・・・・・・・・。
すいません、私が認識不足でした。宿に直接支払った場合は、宿からの申請が必要なので、BかCでの登録が必要ですね。Aでは還付されません」

羽田「でしょ?これ、9月以降、大混乱起こりますよ。旅行サイト経由で予約取っている宿はAで申請すれば良いと思いますから。8月末までは還付されたのに、9月以降適用されないって大トラブルですよ。だって、Go To使えるって言って9月以降も予約しているわけですから」

担当「はい、その場合は、BかCで申請をし直していただくしかないですね。」

羽田「申請は今日しましたけど、これ申請が通るのどれぐらいですか?」

担当「ただいま、大変込み合っていまして、2週間、もしくは3週間ほどかかるかと」

羽田「それは承認下りたら、承認前の予約も適用されるんですか?」

担当「いえ、承認されてからの予約しか適用されません」

羽田「えっ?じゃぁ、申請の業務が立て込んでて許可出すのが遅れました!って言われたら、キャンペーンも適用されないってことですか?そちらのさじ加減で、我々待たされるわけですよね?」

担当「大変申し訳ございません。そうですね」

羽田「せっかくGo To使えるって予約増えて、使えないってなった瞬間、またキャンセルの嵐ですよ。お客様にも大迷惑かける訳ですよ。これ、事後申請もOKにならないんですか?そうしないと大混乱ですよ」

担当「今のシステムではどうしようも無いですね。もちろん、そういう声があることは上にも上げますが・・・」

羽田「だったら初めからBとかCで申請してたのに、旅行サイト経由でしか予約を取らない宿はAで申請って態々書いているからAで申請したんですよ。これ救済処置無いと、本当に他の宿含めて全国的に大混乱ですよ。どうするんですか?」

担当「はい、おっしゃる通りですね・・・。しっかり上に伝えておきます」

羽田「ちゃんと、上に伝えてくださいね。本当にクレームの嵐になりますから」

というやり取りでした・・・。

ちなみに、Go Toトラベルキャンペーンは、様々な所で混乱を招いています。

Booking.comにも電話をしました。

そしたら、その担当者がとても良い方だったのですが、ぶっちゃけでこんな話をしてくれました。

B社担当「正直Go Toトラベルキャンペーンは本当にややこしくて、私たちにも良く分からないんです。会社側も研修とか無くて、担当が個人で色々調べて対応しているので、恐らく担当によっても答えとか違うと思うんですよ」

Booking.comの場合は、オンライン決済でBooking.comに宿泊者が直接宿泊代金を支払うときのみGoToが適用されるのです。

しかし、宿に直接支払う場合は適用されないのです。

しかも、そのオンライン決済はできる宿とできない宿があります。

宿側がGo Toトラベルに登録していても、オンライン決済ができないと適用されないのです。

はい、わけわかめ。

ちなみに、僕の宿はたまたまログハウスkizukiのみBooking.comのオンライン決済が可能なので、GoToトラベルも適用になります。

Go To使って泊まるならば、下記からご予約下さい。(10月中旬まではAirbnbでは適用されません)

GoTo使ってログハウスkizukiに泊まるからはこちら!

http://www.booking.com/Share-gJgVtm

ということは、使う側のお客様はもっとややこしい。

自分の旅がGo To適用されるのかされないのか?誰も分からない。

となると、大手の旅行代理店や旅行サイトの、既に割引になっている商品を買うのが確実なわけです。

はい、でました!

大手のみが恩恵を受けるパターンです。

中小の会社や、個人でやっているような宿泊事業者は「あーーー!もうややこしくてやってられん!」ってなるんです。

実際に、このGo Toトラベルは5万件の宿泊事業者の登録を見込んでいたそうですが、現時点で1万7千件に留まっているそうです。

そりゃそうです。ややこしくてわけわからん!

Airbnbは参入を表明しましたが、参入が遅れた為に、Go Toが適用されるのが10月中旬からと出遅れました。

ややこしいシステムということは、旅行サイトもそれだけの手間と労力が掛かってしまうため、参入を躊躇したというのが本音でしょう。

宿泊事業者も直販で自身で還付申請をしてとなると、煩雑過ぎて業務が圧迫されるし大変です。

そうなると人員もシステムも充実している大手のみが恩恵を受けるのです。

<提言>

そういった小規模な宿泊事業者の救済措置を求めます!

まずは、BやCでの申請が承認される前提で、事後申請を認めること。

もしくは、Aで登録している宿泊事業者の場合は、8月末まで行っていたように、旅行者が事後申請すれば還付されるシステムを9月以降も有効とすること。

これを実行しないと、9月1日以降にGo Toが適用されない予約が大量に出ます。

宿側も大変な損失を受けますし、宿泊者側も割引前提で予約していたのに、旅行をキャンセルするか、割引が適用されないという事態になります。

Go To トラブルキャンペーンと言われないように、今すぐに改善を求めます。

ころころ変わるシステムですから、せっかくなら良い方にコロコロ変わってください。

9月まではまだ時間があります。

予約した宿泊者がGo Toトラブルキャンペーンが適用されない!という事態にならないように、お願いします。

【Airbnbからのご予約は下記まで!】
10月中旬以降にGoToトラベルキャンペーン適用されます!

☆Fuji view skyliving コテージひだまり(伊豆の国市)
https://airbnb.com/h/cottage-hidamari

☆ログハウス那須ハイグランド(那須町)
https://airbnb.com/h/loghouse-nasu-highground

☆ハイジのログハウス(那須町)
https://airbnb.com/h/heidi-loghouse

☆ログハウスkizuki(山梨県都留市)
https://airbnb.com/h/loghouse-kizuki

☆ログハウスせせらぎ(山梨県都留市)
https://airbnb.com/h/loghouse-seseragi